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被災者支援デイキャンプ

 

daycamp.jpg 

8月7日、被災地から避難して来ておられる方々を招いて 
デイキャンプが開催されました 

京都YMCAの中のボランティアビューローという機関が中心となり 
在京のワイズメンズクラブの有志にお手伝いをお願いし 
37名の避難者の方々をお迎えすることが出来ました 

参加していただいたのは 
ほとんどが小さな子ども達とお母さん方 

伺うと父ちゃん達は 
地元で歯を食いしばって頑張って仕事をしている、という事です 

かなりの割合で 
福島での子育ては難しいと感じておられる方も多く 
実際のお話を伺うと事態の深刻さに暗澹たる思いにとらわれます 

自主避難という言葉 
いやなら勝手に避難して下さい、と言わんばかりの無責任な言葉 
その中で、子ども達に放射能が与える影響を考え 
勇気を持って故郷を後にした人々 

そんな人達に、現地では 
故郷を捨てて出ていく人間、というレッテルも貼られてしまっているそうです 


子ども達は 
スイカ割りしたり、流しそうめんをしたり 
本当に楽しそうに過ごしています 

その純真無垢な姿を見るだけで 
携わって良かった、と心から思いました 


受け入れ先の行政の支援が得られるのは一年間 

しかし、その間に福島原発は収束するのでしょうか 


『自然の中で、福島を思い出しました、本当にありがとうございました』 
と涙目でお礼を述べられたお母さんがいらっしゃいました 

地元の家族からは、裏切り者のようになじられながらも 
生まれ来る子供の為に京都で就職を決めたお父さんもいらっしゃいました 

そんな人達の淡々と現状に向き合う姿を見て 
大きな怒りでいっぱいになってしまいました 


東電は何をしているのか? 

彼らの人生を変えた責任はどうとるのか? 

そもそも、ごめんなさいは? 


京都YMCAではこれからもサポートを続けていきます 
細かくお話をうかがって 
どんな支援を必要としておられるのか? 
おぼろげながら見えてきたものもあります 

避難してこられた皆さん、ひとりじゃないですからね! 
なんでも言ってきてくださいよ! 
微力ではありますが、ずっとずっとお手伝いさせてください。。