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子供の力

 

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【子供の力】

お正月のお休みのあいだ
現場も動かないのを良い事に

温故知新とばかりに
昔の出来事を振り返っています(笑)

毎日親バカ炸裂と云うような話なのですが

ほんとうにあったなかなか面白い話なので
ご興味ございましたらどうぞ・・・・・

=========================

10年程前の 
昨日の記事と同じく沖縄での出来事です


友人家族と沖縄で合流した最初の夜 
那覇の居酒屋さんの個室で 
親交を深めていました

子どもたちは 
実はその日が初対面

けれどもそんなことお構いなしに 
ずっと友達だったかのように 
仲良く遊んでいます

そのお店は 
いわゆる海鮮料理を売りにしているお店で 
大きな水槽にたくさん魚が泳いでいます

熱帯魚にしか見えない 
南国特有の魚たちがよっぽど珍しかったのか 
個室から向こうに見えている水槽へ遠征し 
いわゆるかぶりつき状態で 
食い入るように眺めている子供たち

3歳を先頭に 
大きな子供でも 
小学生の高学年まで総勢5名

周りの大人達からみると 
可愛く映ったのでしょう

とある地元の一団の方たちが 
声をかけてくれました

かなりご機嫌さんのその方たちは 
大きな声で子ども達と遊んでくれてます

『どこから来たさー』 
『明日はどこいくさー』 
分かり易い沖縄弁です

その中の一人の方は 
『ええもん聞かしちゃる』と 
指笛で、カチャーシーの合いの手を吹きだしました 
『ピー、ピー』

あまりの騒ぎぶりに 
あわてて、お店の方が注意します

『お客様、他のお客様もいらっしゃいますので・・・・・。』

『おー、わかっとるわい』 
キレ気味に返事するおじさん

なかなか盛り上がり始めた 
喧騒はやみません 
おじさん達は子ども達を魚に、はやしたてながら 
踊りだします。

子ども達はその様子にただならぬものを感じたのか 
それともあきれたのか(笑) 
そそくさと自分たちの席へ避難してきました

『どうした?』 
とリンタロウに尋ねてみると

『うん、お魚の名前いっぱい教えてくれはった 
おもしろい、おっちゃんや、 でもちょっとだけ、うるさい』

子ども達はいなくなったのですが 
楽しそうな一団には 
もうすでにそんな事はおかまいなし
ドンチャン騒ぎはどんどんエスカレートしていきます

再び、お店の方が

『もう少し静かにしていただけますか?』 
かなりのむっとした口調で注意しました

地元軍団のおじさんが 
ぶちっときたのか 
それを聞いて逆ギレしだしました

『せっかく、京都から子どもらがきてくれたちゅーに 
しょーもない事、言うなさー』

酔いも手伝って 
そのおじさんはお店の人の胸倉をつかんで 
大きな声で怒鳴っています

お店の人も我慢の限界というところでしょう 
『迷惑や言ってるでしょう、出て行ってもらいますよ!』

『なにー、偉そうに!』

私はその時心の中で思いました 
『マズイ! 絶対に殴り合いや! しかも、バトルロイヤルや・・・・。』

おじさん VS 店の人 
双方とも後ろにかなりの軍勢が控えています  

まさに一触即発!爆発しそうです!
二人とも左手で相手の胸ぐらつかまえながら 
プルプル震える右手の拳をにぎりしめています

その時です。 
3歳の麟太郎が何も言わずトコトコと

そのケンカのまっただ中へ 
にこにこしながら 
トコトコと歩いていき

おじさんの腰辺りを 
トントンたたいて一言

『おっちゃん、ありがとう また、遊ぼな』

その瞬間 
キンキンに張り詰めた場の空気が 
一気にフワッと和むのがわかりました

多分その場の誰からも 
フワッて音が聞こえたかも知れません


『うん、わかった。 また、あそぼーな』

麟太郎ににこっと笑いかけて 
そう返事してくれたおじさんは

お店の人の胸ぐらをはなして一言 
『ごめんな』

お店の人も 
『いえ、いえ・・・・ありがとうございます・・・・。』


ヤマダリンタロウ 
3歳の金星です


(BOSS)

追伸

止めようとして行ったのか 
偶然なのか 
どうしても気になった私は

その日のホテルで 
お風呂に入りながら 
質問してみました

『なぁ、リンちゃん・・・・さっきのあれ、ケンカ止めようと思ったんか?』

『えー、なに? 何のこと、知らん』

いつものように、シレッと無視された 父でありました(笑)

【子供の力】
お正月のお休みのあいだ
現場も動かないのを良い事に
温故知新とばかりに
昔の出来事を振り返っています(笑)
毎日親バカ炸裂と云うような話なのですが
ほんとうにあったなかなか面白い話なので
ご興味ございましたらどうぞ・・・・・
=========================
10年程前の
昨日の記事と同じく沖縄での出来事です
友人家族と沖縄で合流した最初の夜
那覇の居酒屋さんの個室で
親交を深めていました
子どもたちは
実はその日が初対面
けれどもそんなことお構いなしに
ずっと友達だったかのように
仲良く遊んでいます
そのお店は
いわゆる海鮮料理を売りにしているお店で
大きな水槽にたくさん魚が泳いでいます
熱帯魚にしか見えない
南国特有の魚たちがよっぽど珍しかったのか
個室から向こうに見えている水槽へ遠征し
いわゆるかぶりつき状態で
食い入るように眺めている子供たち
3歳を先頭に
大きな子供でも
小学生の高学年まで総勢5名
周りの大人達からみると
可愛く映ったのでしょう
とある地元の一団の方たちが
声をかけてくれました
かなりご機嫌さんのその方たちは
大きな声で子ども達と遊んでくれてます
『どこから来たさー』
『明日はどこいくさー』
分かり易い沖縄弁です
その中の一人の方は
『ええもん聞かしちゃる』と
指笛で、カチャーシーの合いの手を吹きだしました
『ピー、ピー』
あまりの騒ぎぶりに
あわてて、お店の方が注意します
『お客様、他のお客様もいらっしゃいますので・・・・・。』
『おー、わかっとるわい』
キレ気味に返事するおじさん
なかなか盛り上がり始めた
喧騒はやみません
おじさん達は子ども達を魚に、はやしたてながら
踊りだします。
子ども達はその様子にただならぬものを感じたのか
それともあきれたのか(笑)
そそくさと自分たちの席へ避難してきました
『どうした?』
とリンタロウに尋ねてみると
『うん、お魚の名前いっぱい教えてくれはった
おもしろい、おっちゃんや、 でもちょっとだけ、うるさい』
子ども達はいなくなったのですが
楽しそうな一団には
もうすでにそんな事はおかまいなし
ドンチャン騒ぎはどんどんエスカレートしていきます
再び、お店の方が
『もう少し静かにしていただけますか?』
かなりのむっとした口調で注意しました
地元軍団のおじさんが
ぶちっときたのか
それを聞いて逆ギレしだしました
『せっかく、京都から子どもらがきてくれたちゅーに
しょーもない事、言うなさー』
酔いも手伝って
そのおじさんはお店の人の胸倉をつかんで
大きな声で怒鳴っています
お店の人も我慢の限界というところでしょう
『迷惑や言ってるでしょう、出て行ってもらいますよ!』
『なにー、偉そうに!』
私はその時心の中で思いました
『マズイ! 絶対に殴り合いや! しかも、バトルロイヤルや・・・・。』
おじさん VS 店の人
双方とも後ろにかなりの軍勢が控えています
まさに一触即発!爆発しそうです!
二人とも左手で相手の胸ぐらつかまえながら
プルプル震える右手の拳をにぎりしめています
その時です。
3歳の麟太郎が何も言わずトコトコと
そのケンカのまっただ中へ
にこにこしながら
トコトコと歩いていき
おじさんの腰辺りを
トントンたたいて一言
『おっちゃん、ありがとう また、遊ぼな』
その瞬間
キンキンに張り詰めた場の空気が
一気にフワッと和むのがわかりました
多分その場の誰からも
フワッて音が聞こえたかも知れません
『うん、わかった。 また、あそぼーな』
麟太郎ににこっと笑いかけて
そう返事してくれたおじさんは
お店の人の胸ぐらをはなして一言
『ごめんな』
お店の人も
『いえ、いえ・・・・ありがとうございます・・・・。』
ヤマダリンタロウ
3歳の金星です
(BOSS)
追伸
止めようとして行ったのか
偶然なのか
どうしても気になった私は
その日のホテルで
お風呂に入りながら
質問してみました
『なぁ、リンちゃん・・・・さっきのあれ、ケンカ止めようと思ったんか?』
『えー、なに? 何のこと、知らん』
いつものように、シレッと無視された 父でありました(笑)