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姉と弟

 

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【姉と弟】

 

【姉と弟】

それぞれ大学生と中学生になった子供達

離れて暮らしているからか
久しぶりに会った当日こそ
仲良しなのですが

次の日から早くもケンカが始まります(笑)

どちらに言うともなく
『もう、小さな子供やないのだから・・・』と
諭しては見るのですが・・・

まったく効果はありません(笑)

今日はそんな時に私が抜き放って言い聞かせる
伝家の宝刀とも言うべき昔話です

お姉ちゃんが小学校低学年

弟、リンタロウが
保育園に通い始めたころだったと思います

その日は家族で
近場のアウトレットモールへお買いもの

家に見立てたミニバンに乗って
おふろセットもきちんと準備した
当時の我が家によくある日曜日の風景でした

特に買いたいものがある訳でもないのですが

フルタイムで仕事と家事を
両立させてくれている家内にとっては

大事な息抜きだったのかもしれませんね・・・・

そろそろ女の子の装いが
気になりだした娘と家内が
洋服を選んでいた時の事です

さっきまでその辺でウロウロしていた
息子リンタロウが居ません

辺りを探してはみたのですが
やはり見当たらない

そして泣き声が聞こえることも無く・・・

スゴイ!初めての迷子です(笑)

私と家内は
大きな商業施設で迷子になったのですから
そんなに大層に心配していたわけでは無かったのですが

お姉ちゃんのショックは半端ではありませんでした

よく漫画なんか、『ガーン!』とか言って
アゴが外れたような絵

丁度あんな感じだったように記憶しています(笑)

お姉ちゃんは涙をボロボロ流しながら私に喰ってかかります

『なんで、お父ちゃんがちゃんと見といてあげへんねんよ!!』

その、あまりの剣幕に思わず

『ごめんなさい・・・・・』
と謝ってしまった記憶が・・・(笑)

それからのお姉ちゃんはやたらスゴかった!

大きな大きな声で

『リンちゃーん!リンちゃ-ん!』
連呼しながら走り回ります

そして、何事か?と振り向く人、すれ違う人
すべての
本当にすべての通行する人をつかまえて

『ヤマダリンタロウ、知りませんか?』

『ヤマダリンタロウが居なくなったんです。
ヤマダリンタロウ知りませんか?』

『リンタロウまだ三歳なんです』

『ヤマダリンタロウ知りませんか?』

それ、誰やねん?て話ですよね(笑)

その探索劇、珍道中
5分間ぐらいは続いたのでしょうか?

小さな少女の心の叫びを聞きつけて
何ごとかと
どんどん人が集まって来てくれていたのです

そしてその中の
一人のおじさんから有力な情報が

『泣いている小さい男の子が、
アウトレットのお姉さんに連れられていったよ・・・』

そして、その時でした

♪ピン・ポン・パン・ポン♪

『ただいま、ヤマダリンタロウちゃんとおっしゃる男の子のお子様を・・・・・』

姉と弟は
無事に再び出会う事が出来ました

遠くから駆けより
ヒシと抱きしめる姉

泣きじゃくりながら『ねえね・・・』とつぶやく弟

あれから、10年ほどの月日が流れました

最近年をとったせいか
そんな、昔のほほえましい光景をよく思い出します

ふと我に返って居間に目をやると

『勉強せえへんかったら、学校クビになるで!』
とおねえちゃんに怒られる弟

『また、運転免許の試験落ちたん?』
と嫌味を言われる姉

そんな風景を見るにつけ
あの頃を思い出して、仲良くしてほしいなとは思うのですが・・・

例えて言うなら
トムとジェリーのような関係

まあ、それはそれでいいのかもしれませんね(笑)
と納得しておく事にしましょう!

(BOSS)

【姉と弟】
それぞれ大学生と中学生になった子供達
離れて暮らしているからか
久しぶりに会った当日こそ
仲良しなのですが
次の日から早くもケンカが始まります(笑)
どちらに言うともなく
『もう、小さな子供やないのだから・・・』と
諭しては見るのですが・・・
まったく効果はありません(笑)
今日はそんな時に私が抜き放って言い聞かせる
伝家の宝刀とも言うべき昔話です
お姉ちゃんが小学校低学年
弟、リンタロウが
保育園に通い始めたころだったと思います
その日は家族で
近場のアウトレットモールへお買いもの
家に見立てたミニバンに乗って
おふろセットもきちんと準備した
当時の我が家によくある日曜日の風景でした
特に買いたいものがある訳でもないのですが
フルタイムで仕事と家事を
両立させてくれている家内にとっては
大事な息抜きだったのかもしれませんね・・・・
そろそろ女の子の装いが
気になりだした娘と家内が
洋服を選んでいた時の事です
さっきまでその辺でウロウロしていた
息子リンタロウが居ません
辺りを探してはみたのですが
やはり見当たらない
そして泣き声が聞こえることも無く・・・
スゴイ!初めての迷子です(笑)
私と家内は
大きな商業施設で迷子になったのですから
そんなに大層に心配していたわけでは無かったのですが
お姉ちゃんのショックは半端ではありませんでした
よく漫画なんか、『ガーン!』とか言って
アゴが外れたような絵
丁度あんな感じだったように記憶しています(笑)
お姉ちゃんは涙をボロボロ流しながら私に喰ってかかります
『なんで、お父ちゃんがちゃんと見といてあげへんねんよ!!』
その、あまりの剣幕に思わず
『ごめんなさい・・・・・』
と謝ってしまった記憶が・・・(笑)
それからのお姉ちゃんはやたらスゴかった!
大きな大きな声で
『リンちゃーん!リンちゃ-ん!』
連呼しながら走り回ります
そして、何事か?と振り向く人、すれ違う人
すべての
本当にすべての通行する人をつかまえて
『ヤマダリンタロウ、知りませんか?』
『ヤマダリンタロウが居なくなったんです。
ヤマダリンタロウ知りませんか?』
『リンタロウまだ三歳なんです』
『ヤマダリンタロウ知りませんか?』
それ、誰やねん?て話ですよね(笑)
その探索劇、珍道中
5分間ぐらいは続いたのでしょうか?
小さな少女の心の叫びを聞きつけて
何ごとかと
どんどん人が集まって来てくれていたのです
そしてその中の
一人のおじさんから有力な情報が
『泣いている小さい男の子が、
アウトレットのお姉さんに連れられていったよ・・・』
そして、その時でした
♪ピン・ポン・パン・ポン♪
『ただいま、ヤマダリンタロウちゃんとおっしゃる男の子のお子様を・・・・・』
姉と弟は
無事に再び出会う事が出来ました
遠くから駆けより
ヒシと抱きしめる姉
泣きじゃくりながら『ねえね・・・』とつぶやく弟
あれから、10年ほどの月日が流れました
最近年をとったせいか
そんな、昔のほほえましい光景をよく思い出します
ふと我に返って居間に目をやると
『勉強せえへんかったら、学校クビになるで!』
とおねえちゃんに怒られる弟
『また、運転免許の試験落ちたん?』
と嫌味を言われる姉
そんな風景を見るにつけ
あの頃を思い出して、仲良くしてほしいなとは思うのですが・・・
例えて言うなら
トムとジェリーのような関係
まあ、それはそれでいいのかもしれませんね(笑)
と納得しておく事にしましょう!
(BOSS)