福島のいわゆる町工場
電子部品などを製作する小さな会社です

リーマンショックにしてやられ
まだその傷も癒えないうちに
東日本大震災に見舞われ・・・・

きっと
関西弁で言うと

『さっぱり、わやや・・・』と

つぶやかれたのではないでしょうか？

でも、この社長さん
そんな、苦しい時期に

『いざとなったら、全員で弁当を作ってでも
会社を守る、雇用を守る』と・・・・

夜学の調理師学校に通い
技術を習得したというのだから・・・・スゴイ

そして、実際に
食品事業部をたちあげ
生キャラメルを開発し発売します

それまで基盤などを作っていた
電子部品の会社
食品の販売チャンネルなど勿論無かったわけですが

各種のイベントなどで
丁寧に一つづつ手売したキャラメルは

いまや全国のデパ地下にも
出店するほどの一大事業に・・・

町工場の生キャラメルは
本業の売上をはるかに凌駕し
ついに海を渡り本場パリでも出品されたのだとか・・・

なんて勇気の湧く話なのでしょうか？
単純な私はこんな話しに一番弱いのです（笑）

そして、私自身に
この社長のような『覚悟』があるのか？

自問自答して
少しなさけない思いを抱いてしまいます

世の景気いかんを問わず
零細企業の行く道は
いつもいつも茨だらけの道です（笑）

どんなに痛くともへこたれず
笑顔で突き進んでいかねば・・・

やまない雨は無いのですから（笑）

(BOSS)