出居民家
人を迎える客間として、それ以上に“もてなしの心”が息づく空間として、古来から民家の家づくりの中心となってきた「出居(でい)」。
遠く源氏物語の時代に、招き招かれ、語らい重ねた屋外の間もまた「出居」です。 LDKの概念を超えて伝統の知恵に学ぶ、強く、居心地のいい木構造の家、200年住宅「出居民家」。HABITAからの新しい提案です。
流体計画株式会社
京都市伏見区納屋町141
Phone : 075-602-3533
E-Mail : info@ryutai.jp
人を迎える客間として、それ以上に“もてなしの心”が息づく空間として、古来から民家の家づくりの中心となってきた「出居(でい)」。
遠く源氏物語の時代に、招き招かれ、語らい重ねた屋外の間もまた「出居」です。 LDKの概念を超えて伝統の知恵に学ぶ、強く、居心地のいい木構造の家、200年住宅「出居民家」。HABITAからの新しい提案です。
世界中の多くの人たちの心に残る、住まいの原点を追求し暮らしを見直す価値を実現しました。国や年齢に関わらず、誰が見てもどこか懐かしさを感じる住宅のデザインを提案しています。 建築や環境の世界では、ゲニウス・ロキ(地霊)が語られます。 しかし、ロケーションにかかわらず人類に共通する家の形も存在しています。 欧州にも、北米、南米にも、そして「岩瀬牧場」のような小屋裏付の平屋は民家として世界中に建ってます。 もちろん、日本にも似た家がありました。人類の家としての共通性を敢えて表現すれば、ゲニウス・ホモといえるのではないでしょうか。 この潜在的な人間感性としての家感覚がまるで遺伝子のようにどのような人にも深く心に刻まれているものです。
見上げれば誰の上にも存在する「そら」。その魅力は明るさであり広さであり、 自由さにある。仕切りのない「そら」をコンセプトにして、あらためて住まいづくりを考え直してみました。 リビング、 ダイニングや子ども部屋を、呼び名を変えてスペース1、2と呼んでみたら、 もっとシンプルでアウトリビングとのつながりを大切にした住まいづくりになるかもしれません。 しかし、シンプルであることが決してベストであるとは限りません。住まいながら自然とスペースの名前も決まり、変化してゆくことでしょう。
どの地域の古民家を訪れてみても、雨の多い日本の風土に合わせた屋根は急勾配になっています。 その屋根裏も多くの人の心に残る空間のひとつです。 寝ころんで木目を眺めながら考えごとをする、そんな風景からもいつしか木組みや木目は消え、現代の住宅は白い壁紙を貼った水平の天井の下での生活が日常となりました。 平屋づくりの家には大きな屋根があり、そしてその大屋根の裏には木組みがあります。 通常の天井のその上にある空間は、まさにインテリアにおける「そら」なのです。 古い曲げ木の無骨な小屋組みではなく、直線的に組むことで、懐かしくてなおかつ現代的なインテリア空間として生まれ変わります。